【保存版】おうち英語の迷子にならないために。パパ・ママが必ず知っておくべき「信頼できる公式サイト」10選

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エレオ

こんにちは。英会話キッズの運営者です。

「おうち英語を始めたいけれど、ネットにはいろいろな情報がありすぎて、何が本当なのか分からない…」
「早期教育は意味がないという意見もあれば、早くやるべきという意見もある。結局、誰を信じればいいの?」

そんなふうに悩んでしまった経験はありませんか?

大切なお子様の教育だからこそ、失敗したくないと思うのは親として当然のことです。しかし、インターネット上には個人の主観に基づいた意見や、根拠の薄い情報もたくさん溢れています。その中から正しい情報を見つけ出すのは、忙しいパパ・ママにとって至難の業です。

そこで今回は、私がブログを運営する中で常に情報の拠り所としている、「間違いなく信頼できる公式サイト」を10個厳選してご紹介します。

これらはすべて、国(文部科学省)や公的な教育機関、世界的に権威のある団体が運営しているサイトです。迷ったとき、不安になったときは、まずこれらのサイトに戻って「一次情報(情報の源)」を確認してみてください。それだけで、おうち英語の軸がブレなくなり、自信を持って子供と向き合えるようになりますよ。

目次

1. まずはここから!日本の英語教育の基準(公的機関・政府)

日本の学校教育がどこに向かっているのかを知ることは、おうち英語の方針を決める上でも非常に重要です。まずは国の公式情報をおさえましょう。

① 文部科学省(外国語教育)

言わずと知れた、日本の教育をつかさどる国の行政機関です。小学校・中学校・高校で、子供たちが「いつ」「なにを」「どのレベルまで」学ぶのか、すべてのルール(学習指導要領)はここで決められています。

このサイトが重要な理由

2020年度から小学校での英語教育が大きく変わりました。「教科化」されたことで何が求められているのか、成績はどうつくのか。ネットの噂ではなく、国の発表を直接読むことで、漠然とした将来の不安を解消できます。

パパ・ママへのおすすめ活用法

サイト内の「新学習指導要領」に関する資料を見てみてください。「聞く・話す」だけでなく「発表する力」や「対話する力」が重視されていることが分かります。これを知っていれば、おうち英語でも「ただ単語を覚える」だけでなく「会話を楽しむ」ことの重要性が理解できるはずです。

👉 文部科学省「外国語教育」公式サイトへ


② えいごネット(英語教育ポータルサイト)

文部科学省の協力のもと、一般財団法人英語教育協議会(ELEC)などが運営している、英語教育に特化したポータルサイトです。

このサイトが重要な理由

文部科学省のサイトはお堅い文書が多いですが、こちらは現場の先生や教育関係者に向けて、より実践的な情報がまとめられています。最新の英語教育ニュースや、地域の取り組み事例などが豊富です。

パパ・ママへのおすすめ活用法

「今、学校の英語教育現場で何が話題になっているか」を知ることができます。また、教員向けの教材情報などもありますが、家庭学習に応用できるヒントも隠されています。教育のトレンドをいち早くキャッチしたい方におすすめです。

👉 えいごネット 公式サイトへ

2. 目標設定に最適!信頼できる英語の資格・検定サイト

「うちの子、どれくらい英語力がついたかな?」と確認したくなった時、頼りになるのが実績のある検定試験です。

③ 公益財団法人 日本英語検定協会(英検)

日本で最も知名度が高く、入試などでも活用される「英検(実用英語技能検定)」の公式サイトです。年間数百万人が受験する、日本英語学習者のスタンダードです。

このサイトが重要な理由

英検の級(5級〜1級)は、日本の中学・高校の学習レベルと連動しています。そのため、子供の現在の実力が「学年相当でどのくらいか」を測るのに最適な指標となります。

パパ・ママへのおすすめ活用法

公式サイトでは、過去の試験問題(過去問)やリスニング音源が無料で公開されています。「まだ受験は早いかな?」と思っても、まずは過去問をダウンロードして、おうちでクイズ形式で解いてみるのがおすすめです。意外と子供が興味を持つかもしれません。

👉 英検(日本英語検定協会)公式サイトへ


④ 英検 Jr.(ジュニア)

「いきなり英検は難しすぎる…」という幼児〜小学生のために作られた、リスニング中心のテストです。同じく日本英語検定協会が運営しています。

このサイトが重要な理由

合否判定ではなく「正答率(%)」で結果が出るため、子供が自信を失わず、「できた!」という達成感を味わえるように設計されています。おうち英語の最初のマイルストーンとして最適です。

パパ・ママへのおすすめ活用法

オンラインで受験できる「英検 Jr. オンライン版」の案内が充実しています。自宅のPCやタブレットで、ゲーム感覚で英語力を測定できるため、送迎の手間もありません。サイト内の「サンプル問題」で、お子様の反応を見てみましょう。

👉 英検 Jr. 公式サイトへ


⑤ 日本ケンブリッジ英語検定機構

世界最高峰の大学の一つ、英国ケンブリッジ大学の部門が開発する国際標準の英語検定です。

このサイトが重要な理由

日本の英検が「国内基準」なら、ケンブリッジ英検は「世界基準(CEFR)」に完全準拠しています。将来、海外留学やグローバルな活躍を視野に入れているご家庭なら、絶対にチェックしておくべき検定です。

パパ・ママへのおすすめ活用法

子供向けの「YLE(Young Learners English)」という試験区分があります。公式サイトでは、世界中の子供たちがどのように英語を学んでいるかの基準を知ることができます。「世界レベル」を肌で感じたい方は必見です。

👉 日本ケンブリッジ英語検定機構 公式サイトへ

3. おうち英語の即戦力!無料で使える高品質な学習メディア

高い教材を買う前に、まずは無料かつ安全・高品質なコンテンツを使い倒しましょう。

⑥ NHK for School(英語)

NHKが制作・提供している学校放送番組を、ウェブ上で無料視聴できるサービスです。Eテレの番組などがアーカイブされています。

このサイトが重要な理由

民放のYouTubeチャンネルとは異なり、教育的な配慮が徹底されています。広告も入らず、内容も学習指導要領に沿って作られているため、子供に一人で見せても安心です。クオリティの高さは圧倒的です。

パパ・ママへのおすすめ活用法

「エイゴビート」や「えいごであそぼ」など、学年やレベルに合わせて番組を選べます。1本あたり10分程度と短いため、隙間時間の学習に最適です。動画を見た後に「どんな言葉が出てきた?」と親子で話すだけでも立派なアウトプットになります。

👉 NHK for School(英語)公式サイトへ

4. グローバル基準を知る!世界的な英語教育機関・出版社

英語の本場、イギリスの公的機関や老舗出版社は、おうち英語の質を一段階引き上げてくれます。

⑦ ブリティッシュ・カウンシル(日本)

英国政府が設立した公的な国際文化交流機関です。世界100カ国以上で活動し、英語教育や文化交流を推進しています。

このサイトが重要な理由

「世界で通用する英語」とは何かを最もよく知る機関の一つです。子供向けの英語コースや、保護者向けの教育情報セミナーなども開催しており、その情報の信頼性は世界トップクラスです。

パパ・ママへのおすすめ活用法

ウェブサイト内の「英語学習・試験」セクションには、子供向けの無料学習サイト「LearnEnglish Kids」への案内もあります。歌やゲーム、ストーリーが豊富で、かつイギリス英語の綺麗な発音に触れられる貴重なリソースです。

👉 ブリティッシュ・カウンシル(日本)公式サイトへ


⑧ オックスフォード大学出版局(日本)

世界中の英語学習者に愛用されている辞書や教材を出版している、オックスフォード大学の出版部門です。

このサイトが重要な理由

おうち英語に取り組むご家庭なら一度は耳にする「ORT(Oxford Reading Tree)」の発行元です。多読学習(絵本をたくさん読む学習法)において、世界的な権威を持っています。

パパ・ママへのおすすめ活用法

教材の紹介だけでなく、効果的な多読の方法や、レベル別の本の選び方など、専門的なアドバイスが得られます。おうち英語で「絵本育児」を軸にしたいと考えているなら、必ずブックマークしておきたいサイトです。

👉 オックスフォード大学出版局(日本)公式サイトへ

5. 教育のプロも参考にする!データと指導法の宝庫

「なんとなく良さそう」ではなく「データに基づいた根拠」を知りたい理系思考のパパ・ママにおすすめです。

⑨ J-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)

日本の小学校での英語教育を支える「小学校英語指導者」の資格認定を行っているNPO法人です。

このサイトが重要な理由

「子供に英語を教えるプロ」を育成している団体です。そのため、ここが発信する情報は「子供の発達段階に合わせた適切な指導法」に基づいています。無理な詰め込み教育ではなく、楽しく身につけるためのノウハウが集まっています。

パパ・ママへのおすすめ活用法

もし将来、おうち英語の経験を活かして「児童英語教師になりたい」と思った場合、ここが資格取得の窓口になります。また、地域で活動する英語指導者の情報なども得られるため、教室選びの参考にもなります。

👉 J-SHINE 公式サイトへ


⑩ ベネッセ教育総合研究所

こどもちゃれんじや進研ゼミで有名なベネッセグループのシンクタンク(研究機関)です。

このサイトが重要な理由

子供の学習習慣や生活実態について、大規模な調査データを定期的に発表しています。「英語学習を開始する時期と効果の関係」など、親が最も気になるテーマについて、数字に基づいた客観的なレポートを読むことができます。

パパ・ママへのおすすめ活用法

「うちの子、勉強時間が短いかも?」「みんな習い事はどうしてる?」といった不安に対し、平均データと比較して冷静に現状を把握するのに役立ちます。感情論ではなく、事実ベースで教育計画を立てたいご家庭に最適です。

👉 ベネッセ教育総合研究所 公式サイトへ


まとめ:情報は「どこから得るか」が命です

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、おうち英語を進める上で私が心から信頼し、参考にしている10個の公式サイトをご紹介しました。

SNSや個人のブログで体験談を読むのも、モチベーションアップにはとても役立ちます。しかし、教育方針に迷ったり、教材選びで悩んだりしたときは、ぜひ今回ご紹介した「一次情報」に戻ってみてください。

【おうち英語成功の秘訣】
1. 普段は楽しく実践(SNSやブログで仲間と繋がる)
2. 迷ったら公式サイトで確認(今回紹介したリンク集を活用)

この2つのバランスを大切にすれば、情報に振り回されることなく、お子様と笑顔で英語学習を続けていけるはずです。

当ブログ『英会話キッズ』でも、これらの信頼できる情報をベースにしながら、親しみやすく実践的なノウハウを発信し続けていきます。一緒に、楽しくおうち英語を続けていきましょう!

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